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日本人も知らない人が多い意外な大麻の使われ方って?

日本人が知らない意外な大麻の使われ方

この記事で分かる情報

国内でも大麻由来の製品は色々なことに使われている

海外では更に色んなものが大麻由来の製品になっている

近年、国内でも大麻由来成分を配合した製品が増えている

日本でも色々な用途で大麻草は使われている!?

色々な用途で使われる大麻草大麻=違法。だから日本では大麻草に関するものは一切ないと考える人も多いです。
私自身も、そうした一人でした。
しかし、いろいろと調べるうちに現在の日本でも大麻草由来の物は意外と多く、実は身近に大麻由来の商品があったなんていうケースも珍しくありません

ここでは、そんな実は大麻草由来の商品だったり、意外な大麻草の使われ方を紹介します。
栽培や所持が法律によって禁止されている大麻でも、実際は色々な事に使われていて身近なものだとわかる事で、より親近感をもつことができるでしょう。

大麻草はどんなことに使われているの?


実は、私たちが気づいていないだけで大麻草由来の物だったというものは少なくありません。
これは大麻草が古来より日本で様々なことに利用されてきたためです。

紀元前1万年前の弥生時代に作られていた布のほとんどが麻製のものであり、万葉集にも麻の歌が登場しますし木綿が普及するまでは麻が布製品の中でも大きなシェアを占めていました。
木綿の普及後、麻の布製品は減ってはいますが、耐久度などの面から麻の方が適しているというようなものについては、麻が引き続き使われていました。
麻は繊維以外にも、1880年代後半には、大麻草から喘息の治療薬として「ぜんそくたばこ 印度大麻煙草」が販売されていました。

これだけ麻が広く使われている理由は様々です。
耐久性や様々な効能があるという以外にも、大麻草の栽培が

・種をまくだけで勝手に育つ

・肥料や間引きなどの作業が不要

・1年で収穫できる

といったように、他の農作物に比べ非常に容易だったため大麻草の栽培は国から推奨されていました。
また、栽培にかかる手間やコストを最小限に抑えられる大麻草は収入源としても非常に優秀であったため、多くの農家が大麻草の栽培を行ったといわれています。

大麻栽培者数の推移しかし、戦後に大麻取締法が施行されてから大麻の所持や栽培に関する規制が非常に厳しくなったため、戦前と比べると大麻草を栽培する農家は大幅に減少してしまいました


これは、アメリカで登場だした合成繊維を広めるための手法だったともいわれています。
広く使われていた大麻繊維の栽培を禁止することで、アメリカで生まれた合成繊維のシェアが広がり、アメリカが潤うという算段です。
現在では、化学製品による様々な問題が顕著となり、天然繊維などが改めて注目を集めていますが、戦後当時は、元々あった天然の繊維産業を破壊し、化学工業を発展させるという今とは180度違う思考によって大麻取締法が生まれたのです。

ただ、大麻草の栽培が全てなくなったというわけではなく、今も栽培は続けられています。

栽培された大麻草の主な用途は麻糸や麻布です。
しかし、上記以外にも様々なことに大麻草は活用されていますので、ここからはどのようなものに大麻草が活用されているか紹介していきます。

100%オーガニックな繊維で作られる衣服

ヘンプコットン衣類大麻草から作られるものとして欠かせないのが衣類です。
麻の反物は、歴史的に見ても由緒あるものになります。
例えば、天皇が皇位の継承を行う宮中祭祀である「大嘗祭(だいじょうさい)」では、麻の反物である「麁服(あらたえ)」が献上されています。
1990年、2019年の大嘗祭でも、麁服は献上されています。

また、現在では麻布はヘンプコットンといった名称で呼ばれて様々な衣類が作られて販売されています

ポリエステルなどの化学繊維を含まない100%オーガニックな衣類になるので、自然派嗜好の人から高い評価を受けています。

まとめ

大麻由来の反物が宮中祭祀にも使われていた

以前は漁具(魚網、舫綱)にも使われていた

麻製の漁網大麻草から作られる麻糸は漁に使う漁網や船を係留させるための綱である舫綱に使われていました
現在、漁網の多くは製造が機械化されていて強度も高い化学繊維が主流となっているため、現在は漁具に大麻由来の糸が使われることはありません。

しかし、主流となっている化学繊維はその強度の高さや腐敗への強さが、そっくりそのまま海洋汚染の原因にもつながってしまっています

まとめ

大麻繊維の網など漁具にも使われていたが、安価で大量生産できる化学繊維にとってかわられている

意外と知られていないのが神社のしめ縄などの神具!

神社のしめ縄などの神具大麻を使って作られているものの中でも、意外と知られていないのが神社のしめ縄や祓具に麻が使われています。

ただし、正月に神社で配られる「神宮大麻」はいわゆる大麻草との関係は何もありません
新道において大麻は、お祓いに使う道具を指す言葉であって大麻草との関係はないので注意が必要です。

現在、神具に使われている大麻の90%が中国産のものであり、国産の大麻が使われることは非常に珍しくなっています。
そのため、国産の大麻を使った神具の充実や大麻の栽培や精麻技術を継承するため、『伊勢麻』振興協会をはじめとして様々な団体が活動しています。

まとめ

古来より日本の神事で使われる神具は大麻由来のものが多い

知らず知らずのうちに食べているかもしれない七味

七味唐辛子大麻草は、大麻の茎を由来とした麻糸や麻布を使った製品の他に、種子が食用として使われています。

最も有名なものは七味唐辛子です。
七味はメインとなる唐辛子に様々な種類の材料を加え、唐辛子のもつ辛みを抑えたり、風味をより豊かなものにしています。
この七味の中に、よく使われるのが麻の実です。
麻の実は大麻の種子のことなので、実は気づかないうちに大麻の種子を食べていたということも珍しくありません。

まとめ

実は大麻の種子が七味の中にも入っていて気づかず食べていることも

小動物の餌として使われる麻の実

餌用の麻の実大麻の種子はリスやハムスター、インコや野鳥などの餌としても販売されています。
タンパク質や脂質が豊富に含まれ栄養価が非常に高い餌なので幅広い飼い主に使われています。

まとめ

栄養価の高い大麻種子は動物の餌として使われることも多い

漢方薬としての大麻

漢方薬としての大麻大麻の種子の胚乳と呼ばれる部位は「麻子仁」と呼ばれ漢方薬として活用されています。
便を柔らかくする効果を持つとされており、便秘解消のための漢方薬「麻子仁丸」などに含まれています

まとめ

漢方の麻子仁も大麻の種子の胚乳が原料

大麻由来の製品は今も多いですが、気になるのはやっぱり麻糸や麻布と違って、大麻の種子はそのまま育てられるんじゃないかという事でしょう。

七味唐辛子や小動物の餌として使われている大麻の種子は加熱処理されているので、農地に種をまいて水をやっても発芽して成長するということはありません
輸入品である大麻種子に関しても、加熱処理されたものだけが認められているので大麻種子の製品を使って大麻草の栽培を行うのは基本的に不可能になっているので安心です。

まとめ

大麻種子が使われる食品は多いが、加熱処理されて発芽はしないから安心

大麻製品の新たな波が生まれている

現在では、古来より使われていた大麻草由来の製品以外にも、様々な製品が登場しています。
麻布や麻糸とは全く違った製品も多く、あっと驚くようなものにも大麻が利用されていたりします。

車やスクーターのボディ素材として使われる大麻

ヘンプカー大麻を使った製品の中でも特に、驚くのが車やスクーターのボディに大麻が使われていることでしょう。
金属のボディよりも強い強度を持つとされています。
実際に、強度を証明するような動画もあるので、そちらで確認することが可能です。

フォードまた、アメリカの有名自動車メーカーであるフォードの

創業者であるヘンリー・フォードによって大麻由来のプラスティックボディを持つ車が1941年に開発されていました。

しかし、これは第二次世界大戦の影響もあって開発が中止に追い込まれてしまい、そのまま再開されることはありませんでした。

ポルシェ近年では、2019年にポルシェがレースに使う用の車両ボディにヘンプを採用したというニュースもあります。

ヘンプ採用の理由としては、これまで使われていたカーボン複合繊維と比べて強度や重量とほとんど変わらないのに、エコの面でヘンプは有機物の副産物なので優れているためとされています。

元サイトで動画を視聴: YouTube.

https://nypost.com/2016/05/06/this-car-is-made-out-of-cannabis-hemp/

1941年のヘンプカー

元サイトで動画を視聴: YouTube.

ポルシェもレース用車両のボディにヘンプを作用

ポルシェがヘンプを車体に使用したレースモデルを開発

まとめ

強度が高く軽いボディ材として麻の繊維に注目が集まっている

大麻繊維から作られるサングラス

大麻繊維から作られるサングラス海外のクラウドファウンディングサイトで資金を集め開発がスタートしたのが、大麻繊維を用いたサングラスです。
オーガニック素材から作られるサングラスで、軽い上にエコ、それに耐久性も高いとして高い人気を誇っています。

まとめ

車のボディと同様に、眼鏡のフレームにも使われている

大麻で作られた家も登場している

大麻建材でつくられた家大麻を由来とした製品は数多くありますが、大麻を由来とした建築材料があるということを知っている人は多くありません。
この建材は「ヘンプクリート」と呼ばれ麻と石灰から作られています。
通気性や防カビ性に優れていて断熱材として使われたり、屋内の湿度を調整する調湿建材として使われています

ヨーロッパでも大麻由来の建材を用いた家屋は増えており、今後も大麻由来の建材を使った建物が増える可能性は高いです。

まとめ

断熱、調湿といった効果を持つ建材として大麻由来の建材が海外では広がっている

竹炭や備長炭よりも多孔質な炭として

竹炭や備長炭よりも多孔質な麻炭竹炭や備長炭を家庭で活用していたり、使っていた人は少なくありません。
一時期、地区単や備長炭はブームにもなり使っていたことがあるという人も多いでしょう。
竹炭や備長炭は多孔質(沢山空洞がある)の炭であり、空洞が多いことでさまざまなものを吸着する効果を持っています。
この吸着効果によって消臭などの作用を発揮します。

大麻の茎を炭にした麻炭は竹炭や備長炭よりも更に多孔質な炭であり、より高い吸着効果を期待できます。
そのため、竹炭や備長炭をこれまで使っていたような場合は、そのまま麻炭に変えるだけで効果を高めるといったことに期待できます

また、粉末にして食事に振りかけて直接食べたり、飲み物に混ぜて一緒に飲んだりすることで、体の老廃物を吸着して排出してくれるといった効果が謳われています。

まとめ

麻炭はブームになった竹炭や備長炭よりも空洞が多く吸着効果が高い

ヘンプシードオイルを使ったコスメの数々

ヘンプシードオイルを使ったコスメ女性が使う化粧品などに大麻草の種子からとれるヘンプシードオイルを用いた商品もたくさんあります。
ヘンプシードから直接オイルを抽出しているので、CBDなどの有効成分を配合しており様々なカンナビノイドの有効な効果を得られます。
ターンオーバーの乱れによる肌トラブルが、ECSに働きかける効果でターンオーバーを正常化へと導き肌トラブルの改善に期待できます。
法的に使用が認められている大麻種子から抽出したオイルを配合した製品であるため、法的な問題は一切ありません。

ヘンプコスメは女性向けの雑誌などでも数多く紹介されており、認知度も非常に高く実際にヘンプコスメを使っているという方も多いです。

ヘンプシードオイルには、大麻由来の有効成分であるカンナビノイド以外にも、豊富なビタミンやミネラル、オメガ3脂肪酸などの必須脂肪酸が含まれているので、様々な美容効果に期待できます。

まとめ

ヘンプシードオイルを配合したコスメは非常に多くの人に使われている

チョコレートやブラウニーなどのお菓子にも

ヘンプオイル配合の食品化粧品などと同様に、大麻由来のオイルなどを配合して作られたチョコレートやブラウニーといったお菓子や食品も登場しています。

ヘンプオイルは直接摂取すると、味が苦手という人も多いですが菓子などの食品の場合は、麻特有の癖を抑えるように作られているので、味が苦手という人でも無理なく摂取することができます

まとめ

ヘンプオイルが配合された食品も多数登場している

色々な事に使われている大麻

日本国内でも様々なことに使われる大麻大麻由来の製品や大麻成分を配合した製品は日本国内でも作られていますが、海外では更に一歩進んだ研究開発が行われ、様々なことに大麻が活用されていることをご紹介しました。

大麻なんて自分にとって、縁のないものと思っていても実は身近なものだったということに気付けることがあるかもしれません。

この記事のまとめ

日本国内でも様々なことに大麻が使われている

海外では、車のボディや眼鏡のフレームなどより多くのことに活用されている

食用からコスメまで幅広い商品が大麻由来や大麻成分が配合されている

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